ここでは、第30型に分類される著名人2人組を幾つか選び出し、相性を中心にコメントします。著名人の相性占いに掲載している第30型ペアの他、最近のニュースに登場した著名人についても、随時採り上げます。第30型以外のコメントについては、著名人の相性占い コメント一覧で探してください。
相性は、六十干支相性占いを用いて占っています。又、男女の組については、十干相性占いの結果も参考にしています。先に、これらの頁に目を通しておくと、以下の文章を良く理解することができるでしょう。
花田虎上さんは、元横綱で、現在はタレントとして活動しています。貴乃花光司さんも、元横綱で、引退後は相撲協会の理事をしています。この2人は兄弟ですが、干支は、兄が乙巳（41）、弟が乙亥（11）となっています。相性は、41-11=30より、第30型に分類されます。この第30型というのは、全ての型の中で最悪の相性です。正に犬猿の仲と言えるでしょう。この2人も、力士時代から不仲がささやかれていました。兄弟で横綱まで上り詰めましたが、引退後は別々の道へ進みました。
潮田玲子さんは元バドミントン選手、増嶋竜也さんはサッカー選手です。干支は、潮田さんが辛酉（57）、増嶋さんは辛卯（27）です。2012年9月、潮田さんの誕生日に入籍を発表しました。相性ランクの並びが示すように、相性は極めて悪く、宿敵同志です。何故この2人が結婚に至ったのか、全く理解に苦しみます。重大な決断をする前に、相性を知っておくべきでした。この相性は、あらゆることで対立が生じ、事実上、夫婦として成立しません。実際に、夫婦喧嘩が絶えないという話もあります。結婚生活を続けるには、お互いに相当な辛抱と妥協を余儀なくされることを覚悟しなければなりません。
2013年に、フロリダ州立大学の研究者が興味深い研究を発表しました。記事は、Listen to Your Gut Before Tying the Knotにあります。見出しは、「結婚する前に、自分の腸（はらわた）に聞け」という意味です。この研究は、先ず、半年未満の新婚夫婦を被験者として、結婚相手に対して無意識に抱いている感情が肯定的か否定的かを明るみにする実験を行っています。そして、4年後、否定的な感情を抱いていた被験者が、最も不満足な結婚生活を報告した、というものです。要するに、将来、今の配偶者と幸せな結婚生活を送れるかどうかは、無意識レベルの直感が知っている、というのです。
潮田さんは、増嶋さんと出会ったとき、「第一印象は、チャラ男だ」と思ったそうです。直感的には、増嶋さんは自分の好みではないと正しい判断ができていたのです。恐らくは、増嶋さんも、潮田さんに対して「この人は違う」と感じていたことでしょう。しかし、お互いに、選りによって相性最悪の相手と交際し、結婚してしまいました。腸が感じ取る第一印象は、忘れずに心に留めておきたいものです。
ジャガー横田さんは、1961年生まれのプロレスラーです。木下博勝さんは、1968年生まれの医師です。この異色の2人は、2004年に結婚しました。その後、ジャガーさんは40代半ばで第1子を出産しています。六十干支は、ジャガー横田さんが己未（55）、木下博勝さんが己丑（25）です。己同士の第30型になります。ジャガーさんと木下さんは、強い妻と弱い夫の夫婦としてテレビ番組に出演しています。仲の良い印象からか、おしどり夫婦という評判も聞こえます。しかし、この第30型の相性から、そのようなことは先ずあり得ません。勘の鋭い人は気付いていることですが、この夫婦は、受け狙いで偽装工作をしているに過ぎないのです。一方で、子供の教育方針を巡っては、2人は大きく対立しているようです。この点は、地の相性ランクEによる人生観の違いが表れているのでしょう。
結婚10年目となる2014年には、親子3人でテレビCMに出演しました。しかし、時を同じくして、木下さんの愛人問題が発覚してしまいました。ジャガーさんにとっては、高収入の医師に多額の慰謝料を請求できるだけでなく、相性最悪の夫と離婚できるチャンスの到来です。しかし、彼女は、己（つちのと）であるため、堪忍して遣り過ごすつもりなのかも知れません。そして、同じく己の木下さんは、ほとぼりが冷めるまで黙り込む作戦に出ているのでしょう。